岡田将生、再びお腹が鳴るハプニング!満島ひかりは「癒し、『ラストマイル』のゆるキャラです!」と笑い崩れる
大人気ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」と同じ世界線で物語が展開する“シェアード・ユニバース”完全オリジナル映画『ラストマイル』の初日舞台挨拶が8月23日にTOHOシネマズ日比谷で行われ、満島ひかり、岡田将生、大倉孝二、塚原あゆ子監督が登壇。先日、20日に実施された本作の完成披露舞台挨拶でお腹が鳴ってしまった岡田だが、なんとこの日も同じハプニングが発生。満島は「癒し、『ラストマイル』のゆるキャラです!」と大笑いした。 【写真を見る】いい場面で岡田将生が巻き起こしたハプニングに、笑い崩れた満島ひかり 本作は「アンナチュラル」「MIU404」の塚原あゆ子監督と脚本の野木亜紀子がタッグを組んだノンストップ・サスペンスエンタテインメント。11月、流通業界最大のイベントのひとつである「ブラックフライデー」前夜、世界規模のショッピングサイトから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生。やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展していく様子を描く。 この日より全国352館で公開され、15時までの動員と土日の座席予想数を考慮すると興行収入50億円を目指せる大ヒットスタートを切った。連続爆破事件の収拾に奔走する本作の主人公、舟渡エレナを演じる満島は「初日の初回の上映から、ほとんどどの映画館も満席だという話を聞いて。すごくうれしく思っています」と笑顔で挨拶。大きな拍手を浴びた。 ステージには、サイト商品の運搬を担う運送会社で働く八木竜平役の阿部サダヲと、エレナの上司である五十嵐道元役のディーン・フジオカから、ビデオメッセージが到着した。満島は「阿部さん(演じる八木)とは、立場としては分かり合えるような仲間だった気がしている。阿部さんが横に立っているだけでグッときた。すごくリスペクトしていて、信頼を持っている俳優さん。エレナは大きな決断を阿部さん(演じる八木)に対してするんですが、それが心の底からできた」と阿部に全幅の信頼を寄せていた。 エレナとコンビを組む梨本孔役の岡田は、本作では阿部と共演シーンがなかったものの「何度も共演させていただいていて、大好きな先輩」だとにっこり。20日に行われた本作の“シェアード・ユニバース”プレミアイベントでは、『ラストマイル』チームとして8人のメンバーでオレンジカーペットイベントを歩いていたが、そこで阿部が他の面々が進むのを止めて、満島だけ一人で先に歩くように促すいたずらをするひと幕もあった。岡田は「阿部さんが『まあくん、止まって。(満島が)歩くよ』って。いたずらな阿部さんが出ていた。そういうところが好きな自分がいる」と楽しそうに目尻を下げ、満島も「私がしゃしゃり出ているみたいだった!」と大笑いしていた。 またディーンからは「推しているゆるキャラはなんですか?」という質問が投げかけられた。ディーンの独特な質問に登壇者と会場からも笑いが上がるなか、満島は「徳島県のすだちくん。5、6歳のころ、すだちくんのぬいぐるみと一緒に寝ていました。この間、米津玄師さんと対談をさせていただいたときに、すだちくんの話で盛り上がりました」と回答。岡田は「ちぃたん」だと答え、「ちぃたんが今日も頑張っているなと思って、僕も頑張らなきゃと思いながら撮影しています。かわいい顔をしてハードなことをする。憧れ、推しです」と元気をもらっているという。毛利刑事役の大倉は2人の回答を超えられないと戸惑いながら「せんとくん。よくないですか?なんか好きです」と話していた。 そして本作を代表して最後の挨拶を任された満島は、「新井(順子)プロデューサー、脚本の野木さん、塚原監督という何本も一緒に作ってきたチームの作品を代表して、取材を受けたり、舞台挨拶をしなければいけなかった」ということにプレッシャーがあった様子で「ずっと気が張っていて、緊張感がすごかった」と吐露した。満島が挨拶を続けるなか、なんと完成披露舞台挨拶に続いて岡田のお腹が鳴ってしまい、満島は「お腹鳴った⁉︎」「めっちゃおもしろい!」と大笑い。大倉は指を差して追及、司会も「またですか!?」と驚いていたが、岡田は申し訳なさそうに表情を歪め「これはもう、久々に親に怒られるかもしれない。おにぎり食べてきたのに…。すごく(挨拶の)いいところで、もー!」と謝罪しながら悶えまくり、会場の笑いを誘った。 満島は「新井プロデューサー、野木さん、塚原監督の3人トリオのいいところは、グッと重いテーマを渡されながらも、カラッとおもしろい気持ちになれるところ。私がいま真剣にしゃべっていて、岡田さんのお腹が鳴っているみたいなことも、すごくバランスがいいなと思う。癒し、『ラストマイル』のゆるキャラです!」とチームの魅力となぞらえて、大きな拍手を浴びていた。 取材・文/成田おり枝