愛知・岐阜・三重の紅葉スポットの“見頃”はいつ!? 香嵐渓は「1週間~10日後」、飛騨・美濃せせらぎ街道の山頂は紅葉ピーク! 色づき始めた御在所ロープウエイの山頂で撮影された“絶景”とは…?
従業員が激写!雲の切れ間から見えた“絶景”
三重県の紅葉の名所のひとつ、御在所岳。麓は香嵐渓と同じく、まだまだ緑の葉ばかり。それでも、『御在所ロープウエイ』の乗り場には、朝から行列が!
紅葉を探して、いざロープウエーへ。山の中腹に来ると、黄色く色づいた木もチラホラ見えてきました。
ついに山頂に到着!しかし、今日の午前中は霧が出ていて、辺り一面真っ白。本当なら見頃を迎えているはずの、紅葉もあまり見えません。 鈴鹿市から訪れたという人からは、「紅葉が見頃だと聞いて来たのですが、霧は想定外でした」という声が寄せられましたが、“紅葉を楽しめた”タイミングがあったそう。
それは、山頂に向かう途中、ゴンドラから見えた景色。「ロープウエーで登っているときの山の色がすごくきれいで。そこが一番感動しました」と、今日の見どころを明かします。さらに、“雲の切れ間”から見えた景色に、「けっこう風が吹いて刻一刻と景色が変わっていくのがきれい」という声も。
山頂では、雲の切れ間から見える紅葉を、写真に収めようとカメラを構える人の姿もありました。ちなみに、『御在所ロープウエイ』の従業員さんが、今日撮影した写真がこちら。
暑さの影響で例年より1週間ほど、色づきが遅かったという御在所岳。現在は山頂が見頃ですが、今月2日の雨で葉が落ち始めているそうで、これからは徐々に麓に向かい紅葉が進んでいくといいます。
『御在所ロープウエイ』佐藤優華さん曰く、「ようやくスタートしたという感じ」という御在所の紅葉。佐藤さんは今後の色づきについて、「日中との寒暖差で色づきが進んでいくので、これから冷え込みもありそう。(紅葉が)中腹から麓へどんどん色づきが進んでいくと思います」と話しました。
岐阜県の高山市と郡上市をつなぐ「飛騨・美濃せせらぎ街道」でも、街道の頂上、標高1,113m付近が見頃に。今日は訪れた車やオートバイが、色鮮やかな紅葉のトンネルを通り抜けていきました。
ただ、葉の色づきは、例年より10日ほど遅れているそう。『ひだ清見観光協会』は、「紅葉のピークの前に、冬が来てしまわないか心配」と話していました。