【飯塚オート・GⅡオーバルチャンピオンカップ】篠原睦が優出 Sの切れ味さえ戻れば当然の結果です
<21日・飯塚オート・4日目> 【記者コラム・三島隆助の思想タイム3・40】 さすがの切れ味だった。準決9Rの篠原睦は猛烈なSから1角を3番手で通過すると、2周回目には先頭へ。後半で中村雅人には逆転を許したが、2着は確保して優勝戦に駒を進めた。 全国屈指のS巧者も近況のSは「出ていかないし、浮く」と不安いっぱい。そこで取り組んだクラッチ周りの整備が功を奏した。道中はタイヤの跳ねが周回を重ねるごとに「ひどくなった」だけに、Sが決まっていなければ優出ができていたかは…。ただエンジンは「行き足がいい」と微調整程度で済みそう。タイヤでうまく跳ねの対策ができれば、優勝戦も好勝負が期待できるはず。 ▼6Rのゼロ線4人の中では片岡賢児がS力上位。1角を先に通過できれば、逃げ切り十分。3―8=6。