センバツ21世紀枠候補校 三島南が野球体験会 地元園児や小学生指導 /静岡
来春の第93回選抜高校野球大会(日本高野連、毎日新聞社主催)の21世紀枠東海地区候補校に選ばれた県立三島南校(三島市大場)が19日、学校のグラウンドで地元の保育園児や小学生らを対象に野球体験会を行った。 年長の園児から小学2年生までの子ども34人が集まった。子どもたちは野球部員と鬼ごっこをして体を温めた後、スポンジボールを使ってキャッチボールや打撃を教わった。野球部員は子どもたちと目線の高さを合わせるなどし、優しい言葉で丁寧に指導していた。 小学1年の娘が参加した秋山知美さん(42)は、「娘の楽しそうな姿を見られてよかった。野球は男子のスポーツというイメージがあるが、男女関係なく楽しめる機会になったと思う」と話した。 三島南は秋季県大会でベスト4に進出。地元の子どもたちへの体験会などを通じて、野球の普及活動に取り組むことなどが評価され、センバツ21世紀枠候補校に選ばれた。【深野麟之介】