シャフリヤールが退厩 福永祐一師も駆けつけ笑顔で見送る「いい種牡馬になる」
有馬記念2着がラストランとなった21年のダービー馬シャフリヤール(牡6、藤原英)が26日、栗東トレセンを退厩した。ノーザンファーム天栄経由で社台スタリオンステーション(北海道安平町)へ向かう。 【写真】退厩するシャフリヤールと記念写真に納まる福永師 かつての主戦である福永祐一現調教師(47)も藤原英厩舎に駆けつけ、記念の写真撮影を終えた後、笑顔で馬運車を見送った。福永師は「無事に種牡馬入りすることができて良かったです。いい種牡馬になると思っています。コントレイルと一緒で、ディープインパクトの特徴を多く受け継いだ馬でした。現役でも長く活躍してくれましたし、今後の活躍にも期待しています」と話した。 同馬は20年10月の京都でデビュー。新馬戦を勝利で飾ると、3戦目の21年毎日杯で重賞初制覇。続くダービーを4番人気で勝利し、G1初制覇を飾った。その後も活躍を続け、22年ドバイシーマCで海外G1初制覇。23年、24年BCターフでともに3着と国内外問わず第一線で走り続けた。通算18戦4勝(うち海外6戦1勝)。