アブのロッドを高次元に押し上げたげた「TAF製法」を知っているか!?
TAF製法の特徴3:OCPD
3つ目の製法はカーボンシートのカット方法。 従来方法ではブランクス状(筒状)にした際にカーボンシートの繊維方向がティップ―バットという鉛直方向からズレてしまうことも多かった。 これを極限まで排除するために、カーボンシートをカットする段階から吟味。 繊維方向がロッドに適した方向性になるよう、配慮してカットするのである。 これによって生み出されるブランクスには歪みが少なく、カーボンの性能を存分に発揮することができるのだ。 1枚のカーボンシートからできるだ多くのロッドが作れるようなカット方法が選ばれることも多いのだが、TAF製法ロッドでは採算度外視とも言えるこの方法を採用しているのである。
TAF製法が引き出した中弾性ブランクスの本気
CPCブランクス:縦横の繊維を組み合わせた100%カーボンを使用 →グラスと併用するよりも圧倒的に強く軽いブランクスが作れる DPH構造:同じ肉厚のブランクスでも従来の倍量のカーボンシートを巻きつけ →複数種類のカーボンシートを組み合わせることでブランクス特性の幅が広い OCPD:カーボン繊維がブランクスの縦方向と平行になるようにシートをカット →カーボン素材の持つ強さを無駄なく発揮できる