”定員割れの底力” 高知追手前高校学園祭は個性豊かな企画がいっぱい
高知さんさんテレビ
高知市の高校で文化祭が行われ生徒たちが手がけた個性豊かな企画の数々がお披露目されました。 生徒: 「1年1ホーム、お化け屋敷来てくださいめちゃくちゃ怖いです」9月7日、8日開催された高知追手前高校の学園祭。54回目となる今年のテーマは「定員割れの底力」。入学者数が減少し「定員割れ」という“王手”をかけられた中でも楽しもうという気持ちが込められています。縁日コーナーや写真部の展示など13クラス、18の部活動などがあわせて33の企画を発表しました。中には“本格ジビエ”が楽しめるお店も。2年生のクラスは「廃棄食材を減らす」をコンセプトにジビエの串を販売しました。 生徒: 「意外とかたいとか獣臭いかなと思ったんですけど塩味が効いててめっちゃおいしかった。野菜もいい感じでマッチしてました」「クオリティ高いと思います文化祭で出すものとしては」 イノシシ肉は猟師の保護者から、野菜は廃棄予定のものを地域の人から仕入れていて 味つけは塩コショウでシンプルに。野菜と一緒に蒸し焼きにしています。 鍛治屋明香アナ 「思ったよりあっさり。初めてイノシシの肉を食べたんですけど塩コショウが効いていて非常に食べやすいです」 川村米音さん: 「市場に出回る前の廃棄食材を減らすっていう大きなコンセプトがあって」「イノシシは害獣なので農家にも関わってるということでそういうメッセージを伝えられたらいいなと思って」 コロナ禍で中止が続き飲食販売は5年ぶりともあって販売開始からわずか20分でおよそ50本売れる人気ぶりだったそうです。 一方、こちらは書道部による「書道パフォーマンス」。「邁進」をテーマにダイナミックな字を書き上げました。 書道部・2年 野田ひかり部長 「最後やき最高の書道パフォーマンスにしたいと思って全力で書きました」 一丸となって作り上げた学園祭に生徒たちは大満足の様子でした。
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