フリスビーで児童と高齢者が対決「おじいちゃんは強かった」 京都府福知山市で多世代交流楽しむ催し
京都府福知山市猪崎の子育て支援拠点「りとるハピネス」でこのほど、多世代交流を楽しむ催し「ダンボールフリスビーであそぼう!」が開かれた。幼児や児童の保護者、高齢者が段ボールの円盤を的に投げる遊びに熱中した。 交流の機会が少ない世代が共に楽しむ場をつくり、子育て支援活動にもつなげようと、市が企画した。 直径20センチの円形の段ボールを同30センチの穴(的)が開いた箱をめがけ、2メートル離れた場所から投げる遊びで、力加減や空気の影響で向きが変わり、世代を問わず楽しめるのが特徴。子どもたちは10枚ずつ持って、高齢者や親と的を通る回数を競い、1枚でも入ると歓声を上げていた。 遊びの講師も務めた同市岡ノ上の秋山登さん(86)は「子どもたちも楽しんでくれて、元気をもらいました」と話し、大江小3年の男児(9)は「おじいちゃんは強かった。家でも遊びたい」と笑顔を見せていた。