上顎と鼻骨を骨折の片岡愛之助、南座「顔見世興行」全公演休演
稽古で舞台装置と接触して「上顎(じょうがく)および鼻骨骨折」の大けがを負って療養中の歌舞伎俳優・片岡愛之助が4日、京都・南座「當る巳歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」を全公演休演することになった。 愛之助は29日に「大津絵道成寺(おおつえどうじょうじ)」の稽古中、上から降りてきた幅2メートルほどの木製プレートに接触した。「大津絵―」は中村壱太郎、「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」は中村萬太郎が1日の初日から22日の千秋楽まで代役を勤める。
報知新聞社