「娘が友達と電車に乗ると中づり広告に“不倫”」安藤サクラへの思いを明かす父・レジェンド俳優74歳
娘や孫のためなら命を投げ出せる
――娘と断絶していた孝蔵さんとは違いますね。 奥田「うちも断絶しそうになったことはあるけど……(笑)。俺は気づいてなかったんだけど。娘が友達と電車に乗ると、中づり広告に“不倫だ、何だ”と載ってたりして下を向いていたとか。のちのち言われたけどね。でも俺は娘のためには命を投げ出してもいいと思ってるから」 ――それはお孫さんもそうでしょうね。 奥田「孫はね、青天の霹靂(へきれき)だった。今回の『かくしごと』の終盤でも、孝蔵が娘や孫を守ろうと身を挺(てい)する場面があるけど、もしも俺の目の前で娘が刃物か何かで襲われそうになったら、当然、俺が守る。それで俺が刺されたとする。そしたらやっぱり痛いと思う。 でも守る相手が孫だと、痛いとも思わない。守れたらそれでいい。そういう違いがあるかもしれないね」 <取材・文・撮影/望月ふみ ヘアメイク/田中・エネルギー・けん> (C) 2024「かくしごと」製作委員会 【望月ふみ】 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi
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