「女子ソロキャンプ」の防犯「接近・侵入・盗難」対策! 入門者は必須「3つのこと」実践レポ
昨今のキャンプブームで、これからキャンプをはじめてみたいと考えている女性も多いのでは。しかし、ソロキャンプデビューと一言で言っても、安全面や体力の面など心配も尽きない。 ■【画像】これは実践的な防犯ワザ! 女子ソロキャンプだけでなく、男子やファミリーの参考にもしたい(写真をすべて見る) そこで今回は、筆者が実際にとっている対策や、女性が安心して楽しむためのアイテムやキャンプ場の特徴を紹介する。
■防犯対策1 ソロキャンプであることを悟られない工夫
周りのキャンパーに、ソロキャンプではないと思わせることが大事。筆者はサイトで過ごす時でも、テントの出入り口に一足靴を余分に置いている。もう1人テントの中にいると思わせて、あやしいキャンパーが声をかけてきたり近づかないようにしたい。 このほか、チェアを2つセッティングしておくことで、「どこかにもう1人いるんだ」と、他の人の気配を感じさせることができる。
防犯対策2 テントの中から「南京錠」でロック!
一番不安になるのが、自分がテントの中にいる時間。家と違って、誰でも敷地内に入れて、家でいうドア(テントのファスナー)を開けることができるのが、女子キャンパーにとって不安な点である。 そんな時は、内側から「南京錠」などで鍵をかけている。これで外からは簡単には開かない。完全な防犯用ではないが、何もしないよりは安心なので、ぜひ実践してほしい。
■防犯対策3 キャンプ場選びについて
靴や南京錠などちょっとしたアイテムを使うだけで、安心してソロキャンプが楽しめる。しかしながら、快適に過ごすためにはキャンプ場選びも重要となってくる。 特に以下の2つを意識して、キャンプ場を選ぶようにしている。 (1)キャンプ場に管理人は常駐しているか (2)サイトへの車の乗り入れは可能か まず、(1)については、24時間とは言わずとも、朝から夕方頃まで管理人が常駐していれば、困ったときにすぐ相談できる安心感がある。基本的には、無料のキャンプ場以外は管理人が対応してくれることが多いが、念のため事前に確認しておこう。 (2)については、駐車場とサイトが離れている場合、女性ひとりで道具を運ぶのは、かなりの体力を消耗する。そのため、サイトに車が乗り入れできるキャンプ場を選ぶと、駐車場とサイトを何度も行き来する必要がなくなる。また、ちょっとだけ車に戻りたいような場合でもサイトが無人になる時間が少なくて済み、盗難にあう心配がなく安心できる。
■十分な防犯で最高なソロキャンプを
筆者は、これまで紹介した3つのポイントを押さえてソロキャンプに臨んだ。もちろん、何事もなく快適に過ごすことができた。女性のソロキャンプでも、しっかりと対策をすれば最高なキャンプが待っている。「きっと大丈夫」ではなく、念には念を入れて準備を行い、ソロキャンプを楽しもう。 アキ アカネ travel / camp / fishing / cooking 暇さえあれば、飛行機で旅をしているかキャンプをしています。 小学生の頃家族でキャンプデビューし、今は夫婦キャンパーです。 熊本県出身。九州の魅力も発信中!
アキ アカネ