かき氷・金魚すくいも値上がり 夏祭りに“物価高”直撃…祭り1回に5000円必要?
努力で、これまでの価格を守り抜こうとするお祭りもありました。東京・新橋で開催されている「新橋こいち祭」。かき氷は1つ200円、ひもを引っ張り景品をつり上げる「宝つり」は子ども1回50円です。 ただ、とん平焼き店の店主に話を聞いてみると… とん平焼き店 伊藤淳店主 「キャベツ・豚が(去年から)1.5倍くらいになっている」
物価高のあおりを受けていました。価格は1つ500円。 とん平焼き店 伊藤淳店主 「本当は750円が正当な価格なんでしょうが」 材料はできる限り安い店で仕入れ、ワンコインを守っているといいます。 ボールすくいのお店では経費削減のため、業者に委託せず町内会のメンバーでお店を回していました。 ◇ なぜ、ここまでお祭りに値上げの波が押し寄せているのでしょうか?
一般の人も買うことができる、縁日用品などを扱う卸問屋に話を聞きました。 ヤマギシ 山岸孝次代表取締役社長 「値段ですか。逆に上がってないものを探す方が大変。円安の影響もありますし」 店で仕入れている縁日商品は輸入品も多く、円安の影響などで、今年に入って仕入れ値が上昇し続けているということです。