阪神の主軸・森下翔太(23) 父が記した息子の野球日記は6歳から「今があるのはお父さんのおかげ」
原点は野球を楽しむ気持ち
では森下はどんな少年だったのか当時のことを父・善文さんに電話で伺った。 父・善文さん: 小さな頃は引っ込み思案で、すぐに隠れてしまうような子供でして、本人が嫌だったら、(野球を)やらせるつもりは全くなくて、とにかく楽しんで野球が好きになってくれて、それが続いた上で練習自体をどうやって楽しくするかは常に考えていました。 現在プロ野球という大舞台で活躍を続ける森下。その原点には父の教え「野球を楽しむ気持ち」があった。善文さんの野球日記にも「楽しく♪楽しく♪楽しく♪行こうーぜ!」と綴られている。 森下翔太: なんか考えてくれているなっていうのは感じましたけど、こうやってノートにしているのは全然知らなかったので、すごいっすね、すごいなマジで。自分が親だったらここまでできる自信はないです。 この日森下は、父・善文さんが記した「翔太野球日記」に初めて目を通した。 森下翔太: 全部支えてくれたのはお父さんなので、やっぱりもっともっと親孝行ができるように、これから頑張っていきたいと思います。 父の日の試合では(6月16日ソフトバンク戦)ヒット1本とフェンス際の打球をジャンピングキャッチするなど勝利に貢献。今シーズンはここまで(6月19日現在)主に3番で出場しチームトップタイの6本塁打を記録している。 父の愛が詰まった「翔太野球日記」。ここまで育ててくれた父に恩返しをするため、森下はこれからも、野球を楽しむ姿を見せ続けるだろう。
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