佐渡、朝鮮人寮跡3カ所に案内板 世界遺産「歴史説明の一環」
新潟県佐渡市は14日までに、世界文化遺産に登録された「佐渡島の金山」で、戦時中の朝鮮人徴用工の単身者寮跡地計3カ所に案内板を設置した。登録時、日本政府は「金山全体の歴史に関する説明・展示戦略を強化すべく引き続き努力する」と表明しており、市は「その対応の一環だ」と説明している。 案内板は金山周辺の「第一相愛寮」「第三相愛寮」「第四相愛寮」の跡地に8月30日に設置した。「戦時中、この寮に朝鮮半島出身の労働者が居住していたことがわかる記録が残されています」などと書かれている。英語も併記した。