臨時国会が閉幕 石破総理が会見「熟議の国会」 少数与党の国会運営振り返る
24日に臨時国会が閉幕し、記者会見を行った石破茂総理大臣。少数与党のため、野党の協力が不可欠となった国会運営について振り返った。 【画像】臨時国会が閉幕 石破総理が会見「熟議の国会」 少数与党の国会運営振り返る
■企業・団体献金は「禁止よりも公開」
石破総理 「他党の皆様方のご意見、これを丁寧に承り、可能な限り幅広い合意形成を図るように一生懸命努力をいたしてまいりました」 24日に臨時国会が閉幕し、会見を開いた石破総理。冒頭から少数与党として野党との意見一致を重視した「熟議の国会」を実現したと強調した。 石破総理 「100%じゃなくても1歩でも前に進むことが大事であり、それが政治のあるべき姿だと、このように考えておるところでございます」 石破総理が24日の会見で特に成果を強調したのが、政治改革関連法の成立だ。 使い道の公開義務がない政策活動費の廃止などが盛り込まれた政治改革関連3法が24日、可決・成立した。 だが、立憲民主党などが禁止を求めていた企業・団体献金については…。 石破総理 「(企業団体献金については)私どもは“禁止よりも公開”、このような方針のもと、透明化に向けた取り組みが何よりも重要であると考えておるところでございます」 石破総理は「議論をもっと深めていかねばならない」とし、来年3月末までには結論を出すとした。 会見終盤では外交について触れ、トランプ次期大統領との会談に意欲を示した。 石破総理 「(トランプ氏とも)早期に会談を行い、日米同盟をさらなる高みに引き上げていきたい」 (「大下容子ワイド!スクランブル」2024年12月25日放送分より)
テレビ朝日