星野源を語る2つの文章に見える冷静と情熱の間 「読むラジオ」と見立てAMとFMを使い分けよう
でも、無理なんだよ。目が鼻が口が体格が髪質が、俺という人間を形成する全ての要素が「お前は常田ではない…」と囁いてくるんだよ、俺は天地がひっくり返っても常田にはなれねぇ運命を背負ってるんだよ、だから歯食いしばりながら必死に星野源やってるんだよ。 そんな星野源を背負いし俺に 「一重でくせ毛のやせた男の最大値=星野源」 の方程式を当てはめるな。星野源というバカデカ風呂敷で俺を包もうとするな。とりあえずあまりにも俺に対する話題が無いからっつって「星野源に似てるね」とか言っておけば場が持つと思うなよ。噓でも「えっ? 森田剛かと思った」って言え。
あと「星野源に似てる」とか言ってくる奴の星野源の引き出し「逃げ恥」「恋」「どん兵衛」「ガッキー」「ドラえもん」くらいしかないのマジでいい加減にしろ、俺に「星野源に似てる」って言うんだったら最低でも、全曲聴いて全部のドラマ映画観ておげん観てオールナイトニッポン毎週聴け。星野源からの寺ちゃんの話にスライドできるやつだけが俺に星野源の話を振ってこい何が「恋歌える?」だよ「営業歌える?」だろ普通。俺の前で平匡の話をするな、志摩か四宮の話をしろ。
(kansou「一重でくせ毛のやせた男に「星野源に似てる」って言ってくる奴、だいたい星野源のこと全然知らない」より) ■体裁よりも「爽快感」を意識 このように、体裁を整えたきれいなものではなく、読んだ人の脳がトリップして気持ち良くなるような「爽快感」を意識して文章を書いています。 これが「AMの文章」です。 読む人によっては攻撃的で下品だと思われるかもしれませんが、これが私が最も感情の乗る文章表現なのです。「AMの文章」にルールはありません。自分にとって一番自由に書ける言い回し、いや「書き回し」を見つけていく。 感覚としては、鳥が大空を飛んでいるようなイメージです。そのとき感じた想いを脳からそのまま直接指に投影する。これを「情熱:10 冷静:0」としましょう。