「ダークホースが出現」2連勝の大岩ジャパンがメダル候補に急浮上!米放送局が決勝Tの組み合わせに注目「恩恵を受ける準備がある」【パリ五輪】
若きタレントたちが試合毎に評価を高めている。 パリ五輪で56年振りのメダル獲得を目指すサッカーU-23男子代表は現地時間7月27日、マリ代表と対戦し、1-0で勝利し大会2連勝を飾った。 【画像】セーヌ川で行われたパリ五輪・開会式の模様をお届け!ジダンとナダルの共演やレディ・ガガの起用、セリーヌ・ディオンに生首の歌唱も 互いに相手ゴールに迫りながらも、得点の無いまま進んだこの試合、終盤の82分に日本が決勝点をもぎ取っている。右サイドをドリブルで上がった細谷真大からのクロスに日本の攻撃陣が飛び込み、最後は山本理仁が押し込むという、執念のゴールで先制点を奪った。その後、試合終了間際にマリがPKを得るも、試合中にビッグセーブでピンチを救ってきた小久保玲央ブライアンのプレッシャーにより、キッカーのシェイクナ・ドゥンビアが枠を外し、マリは絶好機を逃す。日本は1点差を守り抜き、接戦をものにした。 5得点で大勝したパラグアイ戦とは異なりこの試合で日本は、身体能力で上回るマリのパフォーマンスに最後まで耐え、相手ゴールをこじ開けるという、選手個々の地力の高さを見せつけた。大岩剛監督の下、選手たちは存分にポテンシャルを発揮、2連勝で決勝トーナメント進出も決め、少しずつ目標に歩を進めている。 さらに上を目指す日本代表の戦いぶりには、米放送局『NBC』からも視線が注がれている。パリ五輪特設サイトで、ここまでの各グループリーグの戦いを振り返る中で、日本に対し「ダークホースが出現」と称賛する。 また、山本理仁、三戸舜介、藤尾翔太がそれぞれ2得点をマークしている攻撃力、無失点を続けるディフェンスを評しながら、今後での決勝トーナメントの組み合わせに言及。同メディアは「この大会はグループDの勝者に有利に働いているようで、日本は2試合の調子を考えると、その恩恵を十分に受ける準備ができている」と指摘。 続けて他グループの展開も踏まえた上で、「スペインがグループCを1位で勝ち上がると仮定すると、日本は準々決勝で(グループC2位予想の)エジプトと対戦することになるようだ。日本がオリンピックでメダルを獲得してから56年が経った。今年のパリでその記録が終わるかもしれない」としている。 日本がグループ1位突破の見込みも高いことから、すでに海外メディアでは上位への勝ち上がりも予想しているようだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]
【関連記事】
- 「効果的な日本に驚かされた」マリ撃破の日本をアフリカメディアが絶賛!「持てる力をすべて投入して戦ったが」と力負けを認める【パリ五輪】
- GK小久保が好守連発!マリ戦で無失点の日本は「堅固」とアフリカメディアが脱帽!「粗を見つけるのに苦労した」【パリ五輪】
- 「韓国に負けた日本があっさり8強入り」大岩ジャパンの決勝T進出に韓国メディアも反応「参加すらできなかった韓国に比べて」【パリ五輪】
- 不可解判定の後…日本から届いた非難コメントを敵メディアが報道「二度と日本に足を踏み入れるな」「柔道をやらせてはいけない」
- 「国の税金使って行ってるのに…」心無い言葉に壊れた 元競泳日本代表が衝撃告白 アスリートへの“誹謗中傷”に警鐘【パリ五輪】