美術館前の巨大モンロー像移設へ 米加州、下着見え不適切と批判
【ロサンゼルス共同】米カリフォルニア州パームスプリングズ市の美術館前にある伝説的俳優、マリリン・モンローの巨大像が移設される見通しとなった。像は代表的な出演映画「七年目の浮気」(1955年)でスカートがめくれ上がる様子を再現。観光客には人気だったが、下着などが見えるため不適切だと批判が出ていた。 米メディアによると像の名前は「永遠のマリリン」で高さ約8m。マリリン・モンローは同市で出会ったタレント代理人に才能を見いだされた。地元観光団体が市の認可を経て2021年に設置した。 米紙は、像はスカート内ののぞき見や盗撮を助長しかねず「女性蔑視だ」と批判する美術館関係者の声を伝えた。