UTが苦手な人におススメの簡単ドリル!? 右腰から左腰の振り幅で打つ練習でミート率を上げよう!
ユーティリティ(以下UT)といえばどこからでも球が楽に上がるお助けクラブのはずだけど意外とミスショットすることありませんか? ピンまで距離があっても簡単に距離も高さも出せるUTを確実に使いこなせれば絶対にスコアメイクの武器となる。そんなUTを確実に打ちこなせるようになるために、2024年4月2日号の「週刊ゴルフダイジェスト」では、ツアーで活躍する富村真治プロにレッスンを依頼。みんゴルでは、そのなかからミスする原因と打ちこなし方を紹介! 手打ちにならないUTショットの連続写真
打ちやすいから手打ちのミスが起きる
GD 今季からUTを入れるそうですがその理由は何ですか? 富村 ロングアイアンより簡単にキャリーと高さが出るのでUTを入れることにしました。 GD アマチュアにとってもUTは打ちやすく簡単なクラブだと思いますが、意外と上手く打てないことがあります。 富村 理由の一つは、クラブの総重量が軽いことが考えられます。軽いと振りやすいですが、インパクトで手元が浮きやすくなります。するとフェースが開いてスライスしたり、ヘッドがボールに届かずトップするミスが多いんじゃないでしょうか。 GD アイアンに比べてクラブ重量が軽くなるから、手で合わせて打ちやすくなることが原因ということですか。 富村 振りやすいぶん手打ちにはなりやすいので、絶対に手打ちにならない打ち方を覚えることが重要になってきます。
ライが悪くても球を上げられる
GD やはりUTはプロにとってもお助けクラブですか? 富村 もちろんです。ラフに入ったときでも、ボールのかなり手前からヘッドを入れて打てますし、ライが悪いところからでもダフらないようにフェースの少し下側で打っても、普通に飛ばすこともできます。UTは簡単に打てるクラブですけど、逆に簡単だからといって振りすぎには気を付けてほしいです。もともと、ヘッドやクラブの構造上、普通に打てさえすれば飛距離も高さも自分が思った以上に出ると思います。ですので、強振することなくミートを心掛けて振ってください。