最高27.4℃で小学生4人に症状…この時期の『梅雨型熱中症』に注意 医師「汗をかいても体に熱こもりやすい」
ところが子供たちが学校に到着する間際、4年生の女子児1人が頭痛を訴えたということです。 女子児童はそのまま学校まで歩いて帰ったところで保健室に行き、さらにほかの男女3人も体調不良を訴え、その後救急搬送されました。4人は意識があり、症状は軽いということです。
6日の桑名市は正午で湿度は51%でした。湿度が必ずしも高いといえない中、なぜ熱中症の症状が現れたのでしょうか。 総合大雄会病院救命救急センターの北原雅徳医師: 「子供の場合は確かに汗はかいてくれるんですけれども、汗をかく量以上に水分摂取が劣ってしまい脱水傾向になりやすいというのはあります。団体行動をしていると『喉が渇いた』と言えなかったりとか、どういう状況か子供が訴えることができなかったりして熱中症になりやすい」 この時期、注意すべき「梅雨型熱中症」です。 総合大雄会病院救命救急センターの北原雅徳医師: 「汗をかいたと思ったら、その分はしっかり水分をとっていく。一気に飲むというよりは、こまめにとっていく。ご高齢の方やお子さまは、ジトジトの感覚が分からなかったりするので、対策をしてあげることも大事かなと」