SNSで300万回再生“泊まれるおもちゃ館” 子育て中の「あったらいいな」を形にした“長野のオカン”
子育て経験を生かしたサービス
宿には、子育ての経験を生かしたサービスを導入。その一つは、保育士の資格を持つスタッフらが夕食後1時間は子どもと遊んでくれるサービスだ。落ち着いて食事ができなかった経験から、「子どもの心配をせず、ゆっくり食事をして夫婦で会話を楽しんでほしい」と考えた。
また、「子どもが寝た後に疲れを癒やせるエステがあったらいい」という願いを実現させるため、午後7時から午前0時まで利用できるエステ店を併設。子どもが楽しめる体験メニューにも力を入れ、ソーセージ作りやそば打ち、まき割り、火おこしもできるようにした。
今後は、雪遊びや野鳥観察などさまざまな体験ができるサービスを全国展開する計画だ。赤沼さんは「バーチャル体験が加速する世の中だからこそ、多くの人にリアルな体験を大事にしてほしい」と話した。