鹿児島大学入試でまた出題ミス 学校推薦型選抜の入学試験で2年連続
鹿児島テレビ
鹿児島大学は2022年の保健学科の学校推薦型選抜の入学試験で、小論文に出題ミスがあったと発表しました。 鹿大の入試では2023年も同じ学校推薦型選抜の小論文で出題ミスが発覚し、追加合格者が出たことが11月5日に発表されたばかりでした。 鹿児島大学・有倉巳幸理事 「11月5日に出題ミスについて公表したが、今回新たに出題ミスが判明した。受験者、高校関係者に多大な迷惑と心配をかけたことに対し深くお詫び申し上げます」 出題ミスがあったのは、2022年11月に行われた、鹿児島大学保健学科看護学専攻の学校推薦型選抜の小論文です。 設問は英文で、鹿児島大学によりますと、「データ」とすべきところを「日付」としていました。 県内の高校教師の指摘で判明し、このミスを受け、解答に影響があった設問は全員満点として改めて採点したところ、合否判定に影響はなかったということです。 鹿児島大学は10月5日にも、2023年行われた、同じ保健学科の学校推薦型選抜入試で出題ミスがあったと発表していて、この入試では追加合格者が出ていました。 鹿児島大学・有倉巳幸理事 「(出題ミスを)無くすように対策を取ってきたが、学校推薦型選抜は(チェック態勢が)手薄だったかなと感じている。どこかに気の緩みがあったと感じる」
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