免疫力UPに効果的!レモンの旬はいつ?おいしいレモンの見分け方は?保存法、風邪対策のためのドリンクレシピも
1年を通してスーパーで手に入るレモン。夏にレモンフェアなどが開催されることから、夏が旬のイメージを持たれることも多い果物ですが、実はレモンの旬は11月~2月です。レモンには免疫力をアップさせる栄養素が含まれていて、風邪を引きやすいこれからの季節に積極的に取り入れたい食材です。おいしいレモンの選び方と、レモンを使ったホットドリンクレシピをご紹介します。 【写真】とろとろはちみつレモンジンジャー * * * * * * * ◆レモンを選ぶときは表皮に注目! おいしいレモンを選ぶコツについて、日本一のレモン生産量を誇る広島のJA広島果実連 及川正明さんは、 「まず、かたちが整っていて、表皮がつるんとキレイで、皮にハリとツヤがあり、ずっしりと重みのあるのが果汁豊かなレモン。反対に表面がデコボコしているものは、内部の白い皮が多く、果汁が少ない場合があります」 と話します。 また、レモンの保存にもコツがあるそう。 「レモンに賞味期限はありませんが、触った時にブヨブヨと緩んでいるのは鮮度が落ちている証拠。レモンは、切らないままであれば、野菜室で1ヵ月程度は保存できますが、一度切ってしまうと傷みが早くなるため、できるだけ切ったら早く使い切るのがポイント。使い切れない場合は、半分に切って冷凍保存したり、果汁を製氷皿にしぼって凍らせておくと便利です」 とのことです。
◆風邪対策には「果物×スパイス」! イシハラクリニック副院長の石原新菜先生によると、風邪対策で重要なのは「体をしっかりと温めること」だそう。 「体を温めると血流が良くなり、白血球の動きも活発化して免疫力が高まると言われています。体を温めるのにおすすめなのは、手軽に取り入れられるホットドリンクです。勉強、仕事、運動、家事などの合間に取り入れ、体の中から温めて風邪対策をしましょう」(石原先生) 風邪対策のホットドリンクにおすすめなのは、レモン、ブドウ、リンゴなどのビタミンC、 ポリフェノールを多く含む食材と、生姜、シナモン、カルダモンなどの「体を温めるスパイス」の組み合わせです。 また、風邪対策には疲労を溜めないことも大事なポイントで、レモンに含まれるクエン酸には、疲労感を軽減する効果があることがわかっています。これらの食材を日常的に取り入れ、風邪に負けない元気なからだを手に入れましょう!