角田裕毅、イギリスGP初日は厳しい1日に。でも悲観せず「理想的なスタートは切れなかったが、FP2で十分なデータを集められた」
RBの角田裕毅は、F1イギリスGPの初日フリー走行1回目はスピンアウトもあり最下位、FP2は16番手で終えた。下位に低迷しているようにも見えるが、0.2秒ペースを上げることができれば、予選でQ3に進出できるはずだと自信を見せた。 【リザルト】F1イギリスGPフリー走行2回目タイム結果 角田はFP1開始10分が過ぎようというところで、アタックラップ中にスピン。グラベルトラップに捕まってしまい、ここで走行を終了させることになってしまった。これについては理想的ではなかったものの、FP2では十分にデータを集めることができたと、角田は語った。 「FP1では、今週末に向けて理想的なスタートが切れず、貴重な走行時間を失ってしまいました」 角田はチームのプレスリリースにそうコメントを寄せた。 「でも、FP2では十分なデータを集めることができたと思いますし、今自分たちがどこにいるのか、分かっていると思います」 「FP2ではこれほど苦戦するとは思っていませんでしたが、まだ時間はありますし、明日あとコンマ2秒を稼ぐことができれば、Q3進出を狙うことができると確信しています」 シルバーストン・サーキットのコース特性は、RBの今季マシンVCARB01に合ったモノではなさそうだと角田は言うものの、それで諦めているわけではないようだ。 「僕らのマシンは、長い高速コーナーがあるこのコースの特性にはあまり適していないようです。他のドライバーたちは、ステップアップしているみたいです」 「彼らは良い仕事をしているので、僕らもさらに努力して、もっと戦えるようにしたいと思います」
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