駒木根葵汰×新原泰佑のW主演でBLファン垂涎の夢物語をドラマ化『25時、赤坂で』
「BLドラマでカップルを演じる俳優同士が、現実世界でも恋愛関係にあったら…?」。そんなBLファン垂涎の夢物語をリアルに描き、累計120万部超えのベストセラーを誇る夏野寛子の原作コミック(on BLUEで連載中)を、駒木根葵汰×新原泰佑のW主演で実写ドラマ化した『25時、赤坂で』。そのBlu-ray&DVD BOXが、11月29日に発売された。 本作は、2024年4月からテレビ東京「木ドラ24枠」で放送されると同時に、台湾発のLGBTQコンテンツに特化した動画配信サービス「GagaOOLala(ガガウララ)」を通じて世界配信された、全10話の連続ドラマ。芸能界を舞台にしたBLドラマであり、劇中劇のBLドラマの撮影も本編と同時進行していく「入れ子構造」スタイル。だからこそ、「『25時、赤坂で』の舞台裏にもこんなやりとりがあったりして…?」と、妄想したくなる。
ドラマの役作りのための恋人契約のはずが、いつしかリアルな胸の痛みに気付く二人…
新人俳優の白崎由岐(新原)は、オーディションでチャンスを掴み、人気俳優・羽山麻水(駒木根)が主演するBLドラマ「昼のゆめ」の相手役に抜擢される。実は羽山は、白崎の大学時代のサークルの2つ上の先輩にあたるが、いまではすっかり“雲の上”の存在に。 初めての大役を前に焦りを抱いた白崎は、「実生活で経験を積もう」と自らゲイの集まるクラブに飛び込むが、そんな白崎の“向こう見ずさ”を見かねた羽山の提案で、撮影が終わるまでの間、役作りのための恋人関係を結ぶことになる。互いの自宅で予行演習(リハーサル)に励む二人。果たして私生活の二人の疑似恋愛はどんな結末を迎えるのか…⁉ 人気俳優・羽山麻水を演じるのは、『機界戦隊ゼンカイジャー』(テレビ朝日)で主演デビュー。『星降る夜に』(テレビ朝日)や『天狗の台所』(BS-TBS)、『伝説の頭 翔』(テレビ朝日)など、俳優として話題作に名を連ね、近年ではラジオ番組『レコメン』(文化放送)のレギュラーやモデルとしても幅広く活躍を見せる駒木根葵汰(こまぎね・きいた)。クールな見た目とは裏腹に、ドラマのメイキング映像では『晴れ乞いの舞(?)』も披露するなど、お茶目な一面も覗かせる駒木根の掴みどころのなさが、どこか羽山に通じる。 一方、相手役の新人俳優・白崎由岐を演じるのは、『男子校生ミスターコン 2018』にて、グランプリを受賞。その後、俳優として活動を開始。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)や『なれの果ての僕ら』(テレ東)、『アオハライド』(WOWOW)、舞台『ロミオとジュリエット』、『インヘリタンス-継承-』、主演舞台『球体の球体』など、多数の映像・舞台に出演し着実に評価を高めている新原泰佑(にいはら・たいすけ)。キャリアからすれば既に新人俳優ではないが、新原にとっても本作が初のドラマ主演作とあって、つい白崎と重ね合わせてしまう。 演出を担当するのは、「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(21)の堀江貴大監督と、『みなと商事コインランドリー2』(テレビ東京)の川崎僚監督。メイキングにはインティマシ―・コーディネーターの西山ももこが、顎に添える指の角度や顔の向きを何度も調整しながら俳優や監督と慎重にキスシーンの撮影を進める様子も収められ、映像特典と併せて観ることで、昨今のドラマ制作の“真の舞台裏”にも触れられる作品となっている。