社会人2年目ですが50歳で「早期退職」するのが目標です。退職までにいくら貯蓄すればいいですか?
※表1、表2を基に筆者作成 単身世帯は4287万4680円、二人以上の世帯は6833万7564円が必要なようです。50~64歳の15年間を働かずに過ごす場合、ほかに大きな収入源もなければ、多額の貯蓄をしておく必要があるでしょう。 今回のケースは社会人2年目ですが、もし現在の年齢を21歳とした場合、50歳での早期退職までのタイムリミットは約30年間です。 上記の額を貯蓄するには、単身世帯で毎年約143万円、二人以上の世帯で毎年約228万円の貯金をする計算になります。 ただし退職金を受け取れる場合、上記の必要金額は少なくなると思われます。
早期退職には多額の貯蓄が必要な場合もある
50歳で早期退職するには、単純計算すると、単身世帯で4287万4680円、二人以上の世帯で6833万7564円の貯金が必要となる計算です。 あくまでこれは特定の条件におけるシミュレーションにすぎず、実際の数字は退職金の有無や月々の支出状況などさまざまな要素で変動するでしょう。 いずれにしても、退職から年金受取までの期間を貯蓄のみで過ごす場合、現役時にまとまった額を用意しておく必要がありそうです。 出典 総務省統計局 家計調査報告[家計収支編] 2023年(令和5年)平均結果の概要(15.19ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部