マカオ治安警察局が市内各所でパトロールと職務質問強化実施…違法両替従事の男女ら4人検挙
マカオ治安警察局は7月6日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした大規模作戦「落雷2024」の展開を続ける中、同月5日から6日にかけて一斉取り締まりを実施したと発表。 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁から52人が参加し、市内にある多くのバーとマッサージ店に対するパトロール及び統合型リゾートが集積するコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。 期間中、計192人(男123人、女69人)に対する調査を行い、このうち4人について違法・違反が認められたため検挙し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。違法・違反の内訳は、「換銭党」と呼ばれる違法両替従事が3人(男2人、女1人)、ホテル客室転売の男が1人。
交通検問については車両32台に対する調査を行い、違反は4件(バイク運転免許取得後1年未満の2人乗り、初心者マーク未掲出、ミラー欠損、カラーライト装着が各1件)だったという。 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。 このところ治安警察局、司法警察局、海關(税関)が連日市内各所で取り締まりを強化して臨んでおり、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。