石川県内では合わせて5人が当選 激戦の衆院選 喜びと険しさその瞬間
テレビ金沢NEWS
27日に投開票が行われた衆議院選挙で、県内では前職と新人合わせて5人が当選しました。 感激の一方、険しい表情も。その瞬間を振り返ります。 27日午後8時頃。
テレビ金沢NEWS
「当確出ました!」 能登の石川3区で立憲民主党・前職の近藤和也さんに当選確実の情報が… 「良かったね…」
同じころ、自民党前職の西田昭二さんの事務所では… 相手候補に当選確実の情報が入ると沈黙が流れました。
近藤さんは2009年以来となる選挙区の議席を奪取。 立憲民主党・近藤 和也 さん: 「今回の選挙結果を受けて、私たちが、そして私自身がこの能登の希望の光になるんだということ で、皆様とともに歩んでまいりたいと思います。本当にありがとうございました」
一方、西田さんも午後8時15分頃には事務所に姿を現し… 自民党・西田 昭二 さん: 「この結果については私の力不足であると思っていま すし」 西田陣営・稲村 建 選対本部長: 「災害対策に対するもどかしさ、スピード感のなさが批判されたのではないかと」 比例での復活当選を信じ、開票を待ち続けました。
そして、日付が変わったころに歓声が… 1万5千票あまりの差をつけられたものの、比例復活で3回目の当選を果たしました。 自民党・西田 昭二 さん: 「私に賜りました本当に貴重な議席を必ずや必ずや能登半島の復旧復興にしっかりと取り組ませていただきたい」 開けてみれば、輪島市を除く自治体で近藤さんが西田さんを上回り、3度目の対決で初めて近藤さんが西田さんを破りました。 近藤陣営・岡野 定 選対本部長: 「追い風の時も向かい風の時もずっと今度は一人でやってきたストックがこういう形で結果になったのかなというふうに思います」 西田陣営・稲村 建 選対本部長: 「今まで以上にこまめに真剣に向き合って、寄り添って、復旧復興に力を注いで、それを示していくことが一番大切じゃないかと思っています」