我々が(まだ)Web3ゲームに投資し続けている理由
ブロックチェーン史上最高のユースケース
我々がエンジェル投資を始めたのは、Web3の要素レベルを下げることなく、暗号資産をもっと楽しく遊んだり、楽しく学べるものにしながら、マスアダプションさせることが可能だと気づいたからだ。 この気づきは、我々のすべての意思決定の指針であり続けている。特に、巨大なTAM(Total Addressable Market:獲得可能な最大市場規模)が存在することを確信している。 暗号資産のオープンで分散型の手法に支えられ、まったく新しい種類のギグエコノミーを生み出した、新しいカテゴリーのビデオゲームの潜在的なTAMは、気が遠くなるような莫大な規模になるだろう。 我々はCryptoKittiesやアクシーの初期から長い道のりを歩んできた。2024年7月現在、BlockchainGamer.Bizによると、複数のジャンルにまたがる994以上の高品質でプレイ可能なWeb3ゲームが70のブロックチェーン上に存在する。 これらのスタートアップのほとんどが2021年から22年頃に資金調達したこと、従来のゲームスタジオがAAAゲームを作るには8年ほどかかることを考えると、これは驚くべきことだ。 我々は、Web3ゲーム開発者による着実な開発、測定可能な進歩、無限の独創性を見ており、彼らがセクター全体の有望な成長を推進するなか、すべてのレイヤー2(L2)は大きくなる利益の取り分を求めている。 DAUが低く、トークン価格が下がっているときでも、ゲームはリアルで、真にアクティブで、きわめて熱心に参加している暗号資産ユーザーを見つけることができるWeb3の数少ない分野だ。 そのため我々は、ゲームがブロックチェーンにとって、これまでで圧倒的に最高のユースケースであると確信したままでいる。今、投資家たちが知りたいのは、次の強気相場のきっかけとなる「次なるアクシー」は何かだ。 |翻訳・編集:山口晶子、増田隆幸|画像:Shutterstock|原文:Why We're (Still) Investing in Web3 Gaming
CoinDesk Japan 編集部