<べらぼう>【登場人物紹介】渡辺謙“田沼意次” 幕府“新時代”目指す改革者にして、“絶対的権力者”
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第1回「ありがた山の寒がらす」が、1月5日に15分拡大で放送される。長い歴史を誇る大河ドラマで、初めて江戸時代中期を描く本作。ここでは、渡辺謙さんが演じる田沼意次を紹介する。 【写真特集】きょうスタート! 期待高まる初回場面カット!! 朝顔を演じる美女は?
田沼意次は、幕府“新時代”を目指す改革者にして、“絶対的権力者”
自らの才能と実行力で、足軽出身の出自から遠江相良藩(いまの静岡県牧之原市)の五万七千石の大名に昇りつめた人物。米による幕府の財政運営に限界をおぼえ、金を動かしてこそ“経済がまわる”商業重視の政策に方針を大転換。商人を中心に江戸は好景気に沸く。
また印旛沼の干拓、蝦夷地の開発、優秀な人材を幕政に積極的に登用し、“新しい日本”を創り始める。
「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。