=LOVE ソロインタビュー Vol.6:髙松瞳 「近くて遠い存在でありたい」親近感と偶像的な存在の両立
指原莉乃がプロデューサーを務め、2017年にデビューした=LOVE(通称、イコラブ)。メンバーそれぞれの自己プロデュース力の高さで女性アイドルグループとしては異例の女性人気を誇るグループへと成長し、“女の子が憧れるアイドル”の第一線を走ってきた。今回リアルサウンドでは=LOVEメンバー全員に個別インタビュー。これまでの活動を振り返り、メンバー自身が憧れる存在、そしてアイドルとして自分がファンに与える影響についてどのように考えているのか、ひとりずつリレー形式で答えてもらった。第6回は髙松瞳へのインタビューをお届けする。(編集部) 【写真】さいたまスーパーアリーナのステージに立つ=LOVE ■“アイドルになって良かった”と思った幸せな瞬間 ーー今年の9月で=LOVEとして7周年を迎えます。これまでの活動を振り返って、特に印象的だったこと、幸せだった瞬間はいつですか? 髙松瞳(以下、髙松):=LOVE 全国ツアー『全部、内緒。』のツアーファイナル・横浜アリーナ公演です。当時はコロナ禍だったので座席の間隔は空けて、またファンの皆さんは声出しをできない状況での開催だったのですが、たくさんのお客さんで広い会場が埋まっている景色を見て感動しました。「桜の咲く音がした」でたくさんの花吹雪が降ってきて、その瞬間に「アイドルになって良かった」と思ったことを覚えています。あの瞬間のことを今でも鮮明に思い出せるくらい、私の中で幸せだった瞬間だと思います。 ーー=LOVEはこれまでたくさんの楽曲をリリースしてきました。特にお気に入りの楽曲や衣装はありますか? 髙松:「絶対アイドル辞めないで」の衣装です! お気に入りの衣装はたくさんあるのですが、今回の衣装は自分の中でも特にしっくりきています。今回は私と(野口)衣織の衣装がショートパンツスタイルで、トップスの後ろ側が少し長く燕尾のようになっています。この形の衣装を着ることがずっと夢だったので嬉しいです。 ーーそもそもパンツスタイルが珍しい気もします。 髙松:私はグループの中ではパンツスタイルの衣装を着ることが比較的多いと思うのですが、それでも数回しか着ていないような気がします。色合いも可愛いですし、曲も王道のアイドルソングで完璧だと思います。 ーー=LOVEは今や多くの人に憧れられる存在になっていると思いますが、髙松さんが“憧れる存在”は誰ですか? 髙松:アイドルになる前から乃木坂46さんに憧れていて、ずっと追いかけていたのですが、自分がアイドルになってからは憧れの人を作らないようにしています。「自分は自分」というスタンスで生きてきました。ですが、アイドルになるきっかけをくださったのは乃木坂46さんです。 ーー6月22日にMVが公開された17thシングル『絶対アイドル辞めないで』では、アイドルファンが思うアイドル像について=LOVEのファンを超えて大きな話題を呼びました。髙松さんは理想のアイドル像としてどのようなものを考えていますか? 髙松:近くて遠い存在でありたいです。コンサートでは圧倒的な存在でいたいですが、イベントやSNSの場ではファンの方と日常のコミュニケーションができる近い存在でもありたいです。=LOVEはメンバー個人がSNSアカウントを持っていますし、配信も好きな時にできるので、身近に感じることができるグループだと思います。その一方で、ステージでは偶像的なアイドルとしてのキラキラとした空気を持っていたいと思っています。その二つを両立できるようなアイドルでありたいと思います。 ーー9月には=LOVE 7周年コンサート『=LOVE 7th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT』の開催も発表されています。このライブで挑戦してみたいことや、やってみたいことはありますか? 髙松:とても可愛い空間にしたいですし、かっこいい曲の自分のパートではとてもかっこいい空間にしたいです。アーティストとしてしっかり演出していたいなと思います。また、=LOVEのコンサートにはよくコラボをしているサンリオのシナモロールくんが遊びに来てくれるのですが、キャラクターが来てくれるととても元気と癒しをもらえます。ファンの方にとっても癒しの空間になると思うので、もっとたくさん来てほしいなと個人的には思っています。 ーー次回リレーインタビューには、瀧脇笙古さんが登場予定です。瀧脇さんを動物に喩えると何ですか? 髙松:可愛いので猫です!
佐々木翠