既に約3年半フリーのレーヴ元ドイツ代表監督 元同僚は近い将来の現場復帰を予想
EURO2020後に代表監督退任
10日(現地時間)に行われた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキの引退試合にヨアヒム・レーヴ元ドイツ代表監督が参加し、公の場に久しぶりに登場した。 2021年夏に行われたEURO2020終了後、約15年にわたって務めてきたドイツ代表の監督を退いて以来、レーヴ氏は約3年半もの間無所属の状態でいる。しかし、2022年10月にはシュツットガルトがアドバイザー就任のオファーを出し、さらにレーヴ氏自身も「問い合わせは常に来ている」と語っているように、多くの代表チームやクラブチームの関係者は同氏の動向を今でも注視している。 こうした中、かつてドイツ代表でチームディレクターとしてレーヴ氏と一緒に仕事をした経験を持つオリバー・ビアホフ氏がドイツ紙『Sport Bild』の取材に応じ、レーヴ氏の今後について以下のように語った。 「ヨギ(レーヴ氏の愛称)は、ドイツ代表で過ごした長い時間を処理するためにある程度の時間が必要だった。しかし、私は最近の彼に再びエネルギーがみなぎってきていると感じている。もう一度監督として働くつもりだと思う。そして、彼は代表チームよりもクラブチームでの仕事に関心を向けているように見える。何か面白そうなオファーが彼に来たら、それは私にとっても嬉しいことだよ」 各国代表チームの最大の目標であるワールドカップ優勝を2014年ブラジル大会で既に達成しているレーヴ氏にとっては、クラブチームの指揮官を新たなチャレンジの場として考えているのかもしれない。 果たしてレーヴ氏はいつ、どのような形で指導者として復帰することになるのだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部