今季現役引退の森脇良太、愛媛のポジティブエナジャイザー就任「これからもお付き合いは続きますよ!笑」
愛媛FCは12日、2024シーズン限りで現役を引退した森脇良太氏が、2025シーズンの愛媛FCポジティブエナジャイザーへ就任することを発表した。 “ポジティブエナジャイザー”とは、「組織や職場にポジティブなエネルギーをもたらす人。『この人といると元気になる・勇気が出てくる』というように、自らポジティブエネルギーを生み出して周りに良い影響を与えられる人のこと」と定義されており、愛媛では2022シーズンより同部門が新設された。2022シーズンは森脇とMF佐藤諒、2023シーズンは佐藤に加えてMF深澤佑太が就任するなど、過去には選手が同部門を務めていたが、2025シーズンからは森脇がポジティブエナジャイザーを担うこととなった。 愛媛は森脇が担う役割について、「2025シーズンも愛媛FCポジティブエナジャイザーとしてイベントやメディア出演を通じ、愛媛FCを広くPRすることに加え、愛媛FCの価値と勝ちを向上させるために現場にエネルギーを注入する役割も担ってもらいます」と説明している。 ポジティブエナジャイザー就任に際し、森脇は愛媛を通して次のようにコメントを発表。“らしい”表現を交えながら、就任への意気込みを明かした。 「この度、愛媛FCポジティブエナジャイザーに就任することとなりました。愛媛FCや愛媛県を盛り上げ、愛媛FCの価値を高められるように自分に出来ることを全力で頑張ります!サポーター・地域・企業との繋がりがもっと深く強固なものになるように愛媛はもちろん日本全国を力強く走り回りたいと思います」 「愛媛FCのファン・サポーターのみなさん、愛媛のみなさん、これからもまだまだ森脇とのお付き合いは続きますよ!笑」 「これからもディープなディープなお付き合いよろしくお願いします。愛媛を愛媛FCをJリーグを日本サッカーを世界を盛り上げていけるようにポジティブエネルギーを充満させられるように頑張ります」 森脇氏は1986年4月6日生まれの現在38歳。サンフレッチェ広島のユースから2005年に同クラブのトップチームに昇格すると、2006年からの2年間は愛媛への期限付き移籍を経験。広島では2012シーズンにJ1優勝に貢献した。2013年に加入した浦和レッズでも、7シーズンにわたって主力として活躍し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)やJリーグYBCルヴァンカップなどのタイトル獲得を経験。京都サンガF.C.を経て、2022年より愛媛へ“帰還”した。2024明治安田J2リーグでは4試合出場、天皇杯JFA第104回全日本サッカー選手権大会では2試合出場1得点を記録し、2024シーズン限りで現役を引退していた。
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