センバツ2019 選抜旗受け「勝利へ全力」 授与式と壮行式、生徒ら650人エール /福井
<第91回選抜高校野球> 第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に初出場する啓新(福井市文京4)で7日、選抜旗授与式と壮行式が開かれた。在校生や教職員約650人が参加し、全国の舞台へ挑む野球部員へエールを送った。 大会開会式の入場行進で掲げる選抜旗は、毎日新聞福井支局の佐々木雅彦支局長から荻原昭人校長を介して穴水芳喜主将(2年)に手渡された。荻原校長は「平成最後のセンバツで元気な声とはつらつとしたプレーを見せてほしい」と語った。穴水主将は「1勝できるよう全力で頑張る。チームの歴史を変えたい」と意気込んだ。 来賓として出席した県高野連の山田栄司会長は「不安、楽しみ、期待。いろいろなものを背負いながらの大会になる。感謝の気持ちを忘れず挑戦してほしい」とあいさつした。 壮行式では、生徒を代表して普通科の高倉萌生(めい)さん(2年)が「全員野球で泥臭く、というチームスタイルが大好きです。夢舞台を全力で楽しんできてください」と激励。全校生徒で校歌を斉唱した。 大会は15日午前9時から大阪市北区の毎日新聞大阪本社オーバルホールで組み合わせ抽選会があり、23日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。【塚本恒】