競り合う3候補、個人演説会で政策訴え 福知山市長選は終盤
■大橋一夫候補 経済、人手不足など公約の実行力訴え
無所属現職の大橋一夫候補(70)は、「色々な問題が起きてくる将来を見越して、公約には全て、次の4年間でやることだけを掲げています」と訴える。 製造出荷額が過去最高になった長田野工業団地、トップセールスで企業進出が進むアネックス京都三和に、直近約5年で計890億円の投資があったことを振り返り、「経済・雇用の支えとなっている工業団地に投資が続く環境を整えていきたい」とする。 中小企業や自治会の人手不足を課題とし、大人向けのIT人材育成事業の強化、自治会役員の仕事の負担感を減らす必要性にも触れ、「人材確保の方法を考えていきましょう」と呼びかけた。 また、「ベビーファースト宣言をして『子どもを生んで育てたくなるまち』を重視したい」とし、修学旅行の無償化など、子育て環境の充実をめざす。 「市民のみなさんと一緒に、まちの未来を作っていきたい」(5日、ホテルロイヤルヒル福知山&スパで)