自民・田畑裕明衆院議員、党員100人を不適切登録…「架空の人物を企業献金で」と発言認める
自民党の田畑裕明衆院議員(富山1区)は18日、富山市内で記者会見を開き、自身の事務所が管理する党員約700人のうち約100人の登録に不適切な点があったと明らかにした。自身の関与は否定しており、詳細については「後日、調査結果を報告する」と語った。
田畑氏を巡っては、地元テレビ局が、支援者に対して「架空の人物を党員として登録し、企業献金で党費を肩代わりした」と説明する音声データがあると報じた。田畑氏は会見で、この音声について「私自身の声」と認めたうえで、その内容については「臆測による見立てを話したものだ」と釈明した。9月に不適切な登録の疑いが浮上し、調査を始めたところだったと説明した。