米大統領次男の公判で陪審員選定 銃購入虚偽申告、選挙に影響も
【ワシントン共同】バイデン米大統領の次男ハンター氏(54)が銃購入時に虚偽申告をしたとして起訴された事件の初公判が3日、東部デラウェア州の連邦地裁で開かれた。無罪か有罪かを判断する陪審員の選任手続きが始まった。公判の展開はバイデン氏が再選を狙う11月の大統領選の行方に影響する可能性がある。 民主党のバイデン氏と対決する共和党のトランプ前大統領は5月30日に不倫口止め料を不正に会計処理したとして有罪評決を受けた。共和党は、現職大統領の子として史上初めて起訴されたハンター氏の事件に国民の関心が移ることを期待している。 ハンター氏は起訴内容を否認している。