オリ・中嶋監督 決勝2ランの太田に「ガクンといかず頑張っている」打線全体は「いつか爆発することを…」
◇交流戦 オリックス2ー1DeNA(2024年6月5日 横浜) 連敗を3で止めたオリックス・中嶋監督は「(試合運びが)苦しいですね、本当に」と1点差での勝利に汗を拭った。 1点劣勢の5回に太田が値千金の1号決勝2ラン。試合前時点で12球団ワーストの17本塁打と長打不足に苦しむチームにとって、5月26日の西武戦で森が放って以来、8試合ぶりの価値あるアーチだった。 5月は月間打率・375を残すなど、奮闘を続ける高卒6年目の内野手に指揮官は「ちょっと(調子が)落ちかけた時はもちろんあったんですけど、ガクンといかずに今頑張っているところなので」と評価。 打線全体に関してはこの日も太田の一発による2得点にとどまったこともあり、「拾っていくしかない形になっているので。いつかバッターたちが爆発することを願っていますけど」と語っていた。