ライバルだよね? トヨタとヒョンデが初の「凄いコラボ」 何が起こる? 両会長の想いが詰まった驚きのイベントとは? 韓国で開催
実際のイベントでは、朝からTOYOTA GAZOO RacingとHyundai Motorsportそれぞれのオーナーが来場し交流するコンテンツを開催。 さらに、TOYOTA GAZOO Racingは「GR YARIS Rally 1 HYBRID」、「GR Yaris Rally 2」といったWRCカーに加えて、「GR Supra」、「GR86」などでデモランや同乗走行を披露。 ゲストとして、現在WRCで代表を務めるヤリ=マティ・ラトバラ氏、ドライバーの勝田貴元選手、さらには全日本ラリーで活躍する勝田範彦選手が登場しました。 対して、Hyundai MotorsportからはWRCカーの「i20 N Rally 1 HYBRID」やカスタマーレーシング向けの「i20 N Rally 2」。さらに「IONIQ 5 N」「IONIQ 5 N ドリフトスペック」、「Avante N」などで大迫力のドリフトデモランを披露。 さらにゲストでは、WRCで活躍するティエリー・ヌービル選手とダニ・ソルド選手、アンドレアス・ミケルセン選手。TCRワールドツアーで活躍するノーバート・ミッシェリーズ選手、ミケル・アズコナ選手など豪華な顔ぶれが登場しました。 それぞれトークショーでは勝田貴元選手やティエリー・ヌービル選手が「こんな素晴らしいイベントに参加出来て嬉しい」というコメントや、2024年11月に開催される「ラリージャパン2024に向けて盛り上がってほしい」などとコメントしていました。
なおイベント会場ではモータースポーツだけでなく、カーボンニュートラルに関する展示なども行われていました。 2社はともにグローバルで水素社会を普及させるために燃料電池車(FCEV)のトヨタ「MIRAI」とヒョンデ「NEXO」を市販化しています。 今回トヨタは、モータースポーツで水素を燃料として使用して鍛え上げている「水素GR Corolla」と、クルマ好きが注目sる「Sprinter Trueno(AE86)」をベースとしての水素コンセプトカー「AE86 H2 コンセプト」を展示。 対してヒョンデでは、未来の高性能方向を提示する「N Vision 74」とパイクス・ピーク・ヒル・クライムに出場した「IONIQ 5 N TAスペック」を展示しました。 ※ ※ ※ またラリージャパン2024の太田稔彦実行委員会会長(豊田市市長)も来場しており、以下のようなサプライズ発表を行いました。 「今回のイベントがこのように盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。そんな素晴らしいイベントの場をお借りして、2026年から2028年までの3年間、豊田市を拠点としてWRCを開催することについて、WRCプロモーターと契約締結したことを発表させていただきます」
くるまのニュース編集部