琉球ゴールデンキングス、ホームでメラルコ・ボルツに3点差勝利【EASL/バスケ】
登録10人での戦いに勝ち切った琉球
琉球はNo.4ローが18得点に12リバウンドのダブルダブルに加え、5アシスト、1スティール、3ブロックとオールラウンドに大活躍。そのNo.4ローは、試合後のインタビューでは自らの活躍につながったチームの一体感を称えるように、「今日は登録が10人しかいませんでしたが、ケミストリーは十分でしたね」と胸を張っていた。 琉球ではNo.4ローの他にも、No.45クーリーがフリースロー8本すべてを成功させての18得点に7リバウンドを記録。No.53カークも12得点に3ブロックと攻守に力を発揮した。この試合ではリバウンドでチームとして37-44と上回られたが、フロントラインの威力はやはりモノを言っていたということだろう。また、No.11ニューサムを終盤に2つのオフェンス・ファウルで退場に追い込んだバックコート陣のプレッシャーディフェンスも非常に大きな力だった。 メラルコでは30得点を記録したNo.9ケネディがスコアリングリーダー。さらにNo.5ダーラム、No.11ニューサムも18得点ずつマークし、3人でチーム得点全体の9割を奪った。武器とするべきリバウンドで上回られたことに加え、“ビッグ3”と呼ぶべき得点源への対応は、メラルコとアウェイで戦うときにまでに研究して対策を練っていかなければならないだろう。 EASLのグループフェーズは6試合を戦い、各グループの上位2チームがファイナル4に進出するフォーマットである。琉球が今季EASLで戦うグループBは、メラルコのほか釜山KCCイージス(韓国)、ニュー台北キングス(チャイニーズ・タイペイ)、マカオ・ブラックベアーズ(マカオ)が同組となっている。琉球のEASLにおける次戦は今月30日にアウェイで戦うマカオ戦。メラルコは11月13日にホームで釜山と戦うことになっている。