スカイアークの「Movable Type Premium」事業を親会社フューチャースピリッツに譲渡
CMS(コンテンツ管理システム)のシックス・アパートと、クラウドインテグレーション事業のフューチャースピリッツはエンタープライズ向けCMS「Movable Type Premium」事業を、スカイアークから親会社のフューチャースピリッツに譲渡すると10月29日に発表した。これまでシックス・アパートとスカイアークで共同開発してきたが、2025年1月1日からはシックス・アパートとフューチャースピリッツの2社で共同開発する。
製品名や提供形態、価格、サービスやユーザーサポート対応に変更はない。Movable Type Premium開発とソリューション事業に従事したスカイアーク社員はフューチャースピリッツに転籍して引き続き業務に従事する。フューチャースピリッツの既存事業にCMS開発やソリューション提供の事業を加えて、デジタルマーケティングやクラウドサーバーなどマネージドサービスとのシナジーを強化する。
Movable Type Premiumは柔軟な情報設計とコンテンツ運用が可能なMovable Typeをベースに、ワークフロー機能やステージング機能、セーフプレビュー機能などを追加した機能強化版CMSで、大規模な企業Webサイトを運用管理する機能を備えている。スカイアークは今後、80万人以上が利用するWeb社内報サービス「SOLANOWA」に注力し、これまで大規模企業中心だったSOLANOWAをより幅広いターゲットに展開していく。