あす朝発表の大リーグMVP、「11冠」大谷翔平の今世紀最大「ダントツ度」
そして、この2・1差は2000年以降の25シーズンで、ナ・リーグでは最大だ。これまで最大だったのは1・6差で、投手としてナ・リーグ46年ぶりにMVPに輝き、サイ・ヤング賞とのダブル受賞を果たした2014年のカーショー(ドジャース)と、メジャー最多73本塁打を放った2001年のボンズ(ジャイアンツ)。今回、大谷はそれを大きく上回った。
3度目満票なるか
MVPレースで、数字上は今世紀最大のブッチギリでトップを走ったことになる大谷。ア・リーグ時代の2021年、23年に続いて受賞すれば、58年ぶり2人目の両リーグでの受賞で、指名打者専従としては史上初という快挙なのだが、受賞するかどうかよりも、過去に例のない3度目の満票がなるかどうか、が注目されるのも当然だ。
MVPの投票結果は、日本時間22日午前8時からの大リーグ専門局MLBネットワークの番組で発表される。