“老将”ラニエリ監督がカリアリ指揮官を退任…過去に指揮のローマSNSは「退職後の生活を楽しんで!」、監督業引退か | セリエA
【欧州・海外サッカー 最新ニュース】カリアリは5月21日、クラウディオ・ラニエリ監督が今季限りで退任することをクラブ公式サイト上で発表した。 ラニエリ監督が、今季限りでカリアリの指揮官の座を退くことが決定した。 現在72歳のラニエリ監督は、1986年より指導者としてのキャリアを開始。1988年から1991年にかけてカリアリを率いると、以降はナポリやフィオレンティーナ、バレンシア、アトレティコ・マドリード、チェルシー、ユヴェントス、ローマといった名門クラブを率いた。また、2015年から2017年にかけて率いたレスターでは、創設133年目の節目となる2015-2016シーズンにクラブ初のリーグタイトルを獲得した。 ラニエリ監督のキャリアはクラブの指揮にとどまらず、FIFAワールドカップ ブラジル 2014終了後にはギリシャ代表の監督も務めている。 2022年12月に、カリアリの監督に二度目の就任を果たしたラニエリ監督。今回、カリアリはクラブ公式サイトをとおして同指揮官の退任を発表している。 「一つのサイクルが終わった。カリアリは今も、そしてこれからもあなたの故郷です。ありがとう、ミスター」 “老将”の退任発表には、多くのサッカー関係者が反応。2009年から2011年と、2019年に指揮を執ったローマのクラブ公式Xも22日に「ローマのファンとサッカーのために尽力してくださり、ありがとうございます(拍手の絵文字)」と投稿している。また、同Xは「退職後の生活を楽しんでください!」とも綴っており、かねてより監督業からの引退が噂されていたラニエリ監督がサッカー界の第一線から退く可能性が現実味を帯びている。