和田竜二がJRA通算1500勝「自分なりにコツコツと」「4500勝の人がいましたが(笑い)」
和田竜二(46=栗東・フリー)が12日の京都7R(4歳上1勝クラス)をディアドコス(牡4・羽月)で制し、JRA通算1500勝を達成した。史上20人目、現役では8人目の記録。 【写真】ファンからはサイン攻め! 鞍上の冷静なエスコートで、逃げたソアラの番手をキープ。直線で抜け出すと、そのまま後続を3馬身半突き放す見事な圧勝劇で節目の勝利を手にした。レース後には多くの観客や後輩騎手が見守る中、ウィナーズサークルでセレモニーが行われた。 和田竜は開口一番「母の日ということで、母や家族に感謝したいですね」。続けて「4500勝の人(武豊)がいましたが(笑い)」と冗談めかしつつ「自分なりにコツコツとやらせてもらって、本当に関係者のかたに支えてもらってここまできました。本当に若いジョッキーもすごい腕を上げてきて、勝つことも難しくなってきましたけど、日本の競馬はレベルが高いと思いますし、なによりお客さんの競馬に対する愛が深いと思うので、本当に日本で競馬をやっていて楽しいです」と日々の充実感を口にした。 「関係者の方の期待に応えられるような競馬をして、ますますファンの方に応援していただけるような、いい内容の競馬をひとつでもしていきたいと思います」。デビュー29年目を迎えたベテランはさらなる活躍を誓って力強く締めた。
東スポ競馬編集部