皐月賞馬ジャスティンミラノ（中央）の２冠なるか？

［ＧⅠ日本ダービー＝２０２４年５月２６日（日曜）３歳、東京競馬場・芝２４００メートル］ 　メイショウタバルの取消により、今年のＧⅠ日本ダービー（東京芝２４００メートル）は１７頭立てで行われる。今年は８頭が乗り替わりでの参戦。大挙出走となる皐月賞組も含め、前走後の騎手コメントを考慮すると、ダービー攻略へのヒントになり得るかもしれない。ここでは出走馬全頭の前走コメントを一挙に掲載する。

１枠１番サンライズアース

　皐月賞１２着・Ｍ・デムーロ騎手「元気すぎるぐらいで、集中していなかったです。能力は高いのですが、まだ馬が子供であまり競馬を分かっていない感じですね」 Ｍ・デムーロ→池添

１枠２番レガレイラ

　皐月賞６着・北村宏騎手「どうしても一歩目が速くないので、前に入られる感じになった。３角から押し上げていって、４角ではモタれる面がありながら伸び始めたんですが、思ったより苦しい伸びになって捕らえ切るまでにはいきませんでした」 北村宏→ルメール

２枠３番ジューンテイク

　京都新聞杯１着・藤岡佑騎手「道中スローから下りで一気にペースアップしたので対応が難しかったのですが、センスのいい馬で上手に（坂を）下りてくれました。手応えは十分で、間を割って来れれば抜け出せると。今日は余裕がありましたし、ダービーにチャレンジできる馬だと思います」 藤岡佑→岩田望

２枠４番ビザンチンドリーム

　皐月賞１３着・ムルザバエフ騎手「４コーナーの不利でバランスを崩すところがありました。不利がなければもっと脚を使えたと思いますし、あの不利が悔やまれます」 ムルザバエフ→西村淳

３枠５番ダノンデサイル

※皐月賞除外 　京成杯１着・横山典騎手「いつも通り馬のリズムで乗ることが一番大事だと思っていました。オーナーと調教師が僕に自由にやらせてくれているので馬も応えてのびのびと走ってくれました。コーナー４つが向いている感じはないですが、リラックスして不利がないようにいいところでスパートして、馬のリズムで伸びてくれました。まだまだこれからの馬ですよ」 横山典の継続騎乗