スズキがイタリアのバイクショーで400ccクラスの新型「DR-Z4S」「DR-Z4SM」を発表
本格的なオフロード走行やサーキット走行も楽しめる
スズキは2024年11月5日(現地時間)、イタリア・ミラノで開催されているモーターサイクルショー「EICMA 2024(ミラノショー)」において、新型「DR-Z4S」および「DR-Z4SM」を発表した。 【写真】「スズキDR-Z4S」やミラノショーの様子を写真で見る スズキDR-Z4Sは、街乗りから本格的なオフロード走行まで楽しめる400ccクラスのデュアルパーパスモデルである。いっぽうのDR-Z4SMは、同車をベースに足まわりなどをオンロードでのスポーツ走行向けにつくり変えたスーパーモトモデルで、日常使いからサーキット走行まで、多様なライディングを楽しめるとされている。両モデルともに、軽快なハンドリングや低速から高速までスムーズなエンジン特定を犠牲にすることなく、各国の排ガス規制、騒音規制、ブレーキ規制に対応しているという。 また電子制御システムとして、「G(グラベル)」モードを含むモード切り替え機能付きのトラクションコントロールや、同じく制御の切り替えが可能なABS、3種類の出力制御を備えた「SDMS(スズキドライブモードセレクター)」からなる、「S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)」を採用。トラクションコントロールは、モードの切り替えに加えて介入をオフにすることも可能で、ABSについても、DR-Z4Sではフロント/リアの両方、DR-Z4SMではリアの作動をカットすることができる。これにより、ライダーのスキルや路面のコンディションに応じて、多様なライディングを楽しむことができるという。またLED式の灯火類やLCDメーターといった先進装備、アグレッシブなスタイリング等も特徴として挙げられている。 各車の諸元は以下のとおり。 【DR-Z4S】 ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2270×885×1235mm ホイールベース:1495mm シート高:920mm 最低地上高:300mm 装備重量:151kg エンジン:398cc 水冷4ストローク単気筒DOHC タンク容量:8.7リッター タイヤ:(前)80/100-21M/C 51Pチューブタイプ/(後)120/80-18M/C 62Pチューブタイプ 【DR-Z4SM】 ボディーサイズ:全長×全幅×全高=2195×885×1190mm ホイールベース:1465mm シート高:890mm 最低地上高:260mm 装備重量:154kg エンジン:398cc 水冷4ストローク単気筒DOHC タンク容量:8.7リッター タイヤ:(前)120/70R17M/C 51Pチューブタイプ/(後)140/70R17M/C 62Pチューブタイプ DR-Z4Sは2025年4月より、DR-Z4SMは同年5月より、北米・欧州を中心に各国で順次販売を開始するとしている。 (webCG)
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