球団ワースト85敗目にリーチの西武が4回に6失点…3位ルーキー杉山遙希4回途中6失点自責ゼロのほろ苦デビュー
◆西武―楽天(12日、ベルーナドーム) 西武のドラフト3位ルーキー杉山遙希投手(神奈川・横浜高)が初登板初先発のマウンドでミスが響き失点を重ねた。4回途中6失点で自責はゼロだった。 ■〝31年ぶり夏休み〟松井稼頭央さん近影が話題【写真】 初回は二ゴロ、右飛で2死に。ところが辰己涼介には死球。二盗を許すと、浅村栄斗を投ゴロに仕留めたが、一塁へ悪送球となり先制点を許した。 4回も無死一、二塁から犠打を試みた伊藤裕季也の打球を再び一塁へ悪送球してしまい失点。この回は3点を許し、無死一、二塁の場面で2番手の水上と交代した。 だが水上も相手の勢いを抑えきれない。2死満塁から辰己に右前2点打を浴び、浅村にも右前へ適時打を許した。この回西武は6失点。苦しい戦況となった。 西武は現在84敗。敗れれば85敗目となって、西鉄時代の1971年の球団ワーストを更新する。
西日本新聞社