32歳で代表引退を表明したシャチリ [写真]=Getty Images

　スイス代表MFジェルダン・シャチリ（シコゴ・ファイアー/アメリカ）が15日に自身の公式X（@XS_11official）を更新。ナショナルチームでのキャリアに終止符を打つことを宣言した。 【投稿】シャチリが32歳で代表引退 　1991年10月10日生まれで現在32歳のシャチリは2010年3月に代表デビューを飾った。初の国際舞台となったFIFAワールドカップ南アフリカ2010で1試合に出場すると、その後6度の主要国際大会すべてでメンバーに名を連ねるなど、スイス代表の絶対的主軸として活躍。国際Aマッチ通算125試合出場はグラニト・ジャカ（レヴァークーゼン/ドイツ）に次ぐ歴代2位の数字で、約14年間で積み上げた32ゴールも歴代4位の記録となっている。 　今夏のEURO2024では2試合に出場。スコットランド代表とのグループステージ第2節では得意の左足で強烈なシュートをネットに突き刺し、チームに貴重な同点ゴールをもたらした。これにより、シャチリはFIFAワールドカップブラジル2014以降のすべての主要国際大会でゴールを挙げたことに。過去6度の主要国際大会すべてで得点を挙げた唯一のヨーロッパ人選手となった。 　代表引退を決断したシャチリは「7つのトーナメント、多くのゴール、スイス代表チームでの14年間、そして忘れられない瞬間。代表チームに別れを告げる時が来た。素晴らしい思い出が残っている。みんなに『ありがとう』と伝えたい」と自身の思いを綴っている。