【写真：Getty Images】

　大谷翔平選手や山本由伸投手が所属するロサンゼルス・ドジャースは20日（日本時間21日）、シアトル・マリナーズと対戦した。右手中指を亀裂骨折したフレディ・フリーマン内野手も「3番・一塁」で、2試合連続の先発出場を果たしている。ただ、この強行出場に米メディア『スポーティングニュース』が懸念を示した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 　17日（同18日）のセントルイス・カージナルス戦に出場したフリーマンは、守備中に打球を右手に受けたことで途中交代。その後右手中指の骨折が判明し、翌日の試合は欠場した。しかし、欠場すると思われた19日（同20日）のマリナーズ戦で復帰すると、今回のマリナーズ戦でも先発起用されている。 　怪我が完治していない状況で強行出場を続けていることについて、同メディアはタイトルに「ドジャースのスーパースターは恐ろしい怪我を負っているが、それを乗り越えてプレーしようとしている」とつけ、「フリーマンの負傷は、今後注目すべきものとなるだろう。ドジャースはシーズンを通して負傷者をうまく処理してきたが、フリーマンの負傷が悪化すれば、問題になるかもしれない。 オールスターに8回選出された彼は、予想通りまたしても素晴らしいシーズンを送っている。しかし、彼を失うことになれば、ドジャースが2024年のワールドシリーズで優勝する可能性は大きく変わる可能性がある。ドジャースは、今後数日間フリーマンの負傷を注意深く監視する必要があり、プレーオフが間近に迫っている今、彼に無理をさせないようにすべきだ」と指摘した。