カナダ新財務相ら、トランプ氏側近とフロリダで会談へ 関税巡り
Kanishka Singh [ワシントン 26日 ロイター] - カナダのルブラン新財務相とジョリー外相は27日、トランプ次期米大統領の側近とフロリダで会談し、関税問題について協議する。カナダ政府が明らかにした。 トランプ氏は、カナダが移民や合成麻薬フェンタニルの米国への流入を減らさない限り、来年1月の就任時にカナダからの輸入品に関税を課すと警告している。 ルブラン氏の事務所は26日、両閣僚は「カナダ製品への25%の関税賦課がカナダと米国の双方に与える悪影響を強調する」とした。 会談ではまた、フェンタニルの不正取引と不法移民に対するカナダの取り組みも説明するという。 一方、トランプ氏はソーシャルメディア上で、カナダのトルドー首相を見下すような発言を繰り返している。クリスマスには、トルドー氏を「カナダのトルドー知事」と呼び、カナダを米国の51番目の州する可能性を再びほのめかした。